「大地 3」を読んだ

  • 目次

    はじめに

    面白いのでパールバックの大地を読み続けています。

    所感

    第3部では、軍人になった2世代目とその子ども(3世代目)が中心のお話です。
    そうだなぁと共感するところが多くあったと感じました。


    • 軍人になった2世代目は人生の中盤になったあたりで、自分の限界を知ります。
      • 「人間の一生に、そうなんでもできるもんじゃない」
      • 「誰だって、しようと思ったことができるものではないんだろうな」
      • 「人は子どもを生めば、3代さきのことまでもやれる気になって色々の計画を立てるのかもしれない」
    • 最初は中国統一という野心を燃やしていましたが、年を重ねるにつれて気力が落ちてきて色々と考えるようです。確かに20歳くらいまではなんでもできるような無敵感がありましたが、年を取るとなんとなく結果を考えてしまいます。年を取るにつれて、「自分の限界」を感じざる負えないでしょう。
    • 現代は人生100年と言われています。40代でもあと40年くらいの時間があります。20歳を2回は迎えられます。自分の限界を決めるうえで、この時間をどのように感じるかが重要だと思いました。40年を長いと感じられる人は自分の限界を高く設定できるような気がしますし、短いと感じられる人は自分の限界を低く設定してしまうかもしれません。とはいえ、早めに見切りをつけて自分にあった道を探したほうが効率はいいような気もします。人生とは難しいものだなと思いました。

    • 3世代目は軍人の息子なので、軍人になるように育て上げられます。しかし、親の意向には反発して家出をします。いとこの家に流れ着いた3世代目は、叔母からいとこについて愚痴を聞かされます。
      • 「あの子の底がわかったんですよ」
      • 「いくら育てあげようとおもっても、あの子の天分が限られているのがわかったんですよ。」
    • 叔母は教育熱心でいとこをしっかりとした女性に育てようとしていました。しかし、叔母はいとこにその素質がないことを感じたようです。子育てをしていくと、いつかはこの壁にぶつかるのかなと思いました。つまり、子どもの限界を感じて、あきらめて見限ってしまう状況です。親が子どもを見限る瞬間は、子どもにとっては自由になれる瞬間です。なので、子どもにとっては喜ばしいことでしょう。しかし、親としては簡単にあきらめられるものではないでしょう。育ってほしい方向に幅を持たせて、「導く」のがいいのかなとも思いましたがその方向に行くかは子ども次第です。やはり、子育ては難しいなと思いました。1

    終わりに

    第4部は最終章です。どんな話になるのか楽しみです。


    1. 徳川家は何世代もつながったので、うまいことをやって子育てをしたなと思いました。 ↩︎

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