「アーモンド」を読んだ

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    はじめに

    有名だというのでアーモンドを読みました。

    所感

    著者は韓国人の方で、この本は世界21か国で翻訳された大ヒット作品です。
    高校が舞台となっており、韓国特有の教育カリキュラムが登場したのが興味深かったです。
    韓国では「ヤジャ」という夜間学習プログラムがあり、夜の9時~10時まで勉強するようです。
    任意参加ですが、ほぼ強制的なプログラムと本では紹介されていました。
    日本の塾みたいだと感じましたが、塾は完全な任意です。なので、勉強しなければいけない空気が流れている韓国の学歴社会のすごさを感じました。


    主人公は扁桃体が小さく、怒りや恐怖を感じることができない16歳の高校生です。
    こういった怒りや恐怖を感じない症状を失感情症というらしいです。
    グーグルで調べてみると一般人の10.1%~16.3%にこの症状がみられるようです。
    意外と多く感じます。


    物語では主人公に絡んでくる不良少年が登場します。感情を感じない主人公に対して「自分から逃げている」と表現しているのがよかったです。
    人が何を見て、どう感じているかを想像するには、自分と向き合わなければその感情を理解できないのでしょう。
    こういった感受性を育てるためにも、自分と向き合っていきたいと感じました。
    実際、失感情症のリハビリでは自分から逃げずに観察することが大事らしいです。

    終わりは韓国ドラマっぽい感じで、読み終わりもいいです。

    終わりに

    サクサク読めて面白かったです。中学生、高校生向けの本かなと思います。

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