「ペッパーズ・ゴースト」を読んだ

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    伊坂幸太郎のペッパーズ・ゴーストを読みました。

    所感

    少し未来を見れる主人公が事件に巻き込まれていく物語です。


    2021年に発行され、ちょうどコロナ禍くらいに制作された書籍です。そのためか、未来を見るためには飛沫や唾液などで感染しないと未来が見えない設定になっています。
    こういった取り扱うのが難しそうな設定があって驚きました。きっとその時代に読んでいれば、もっと驚いたのだろうなとも思いました。

    タイトルのペッパーズ・ゴーストという言葉を初めて知りました。造語ではなく、実際に存在する言葉のようです。
    Wikipediaによると劇場などで使われる視覚トリックだそうです。
    物語の最後にタイトルの回収がされます。読んだときはタイトルの意味を知らなかったので「?」の状態だったのですが、調べてみて納得しました。

    物語ではニーチェの「ツァラトゥストラ」が登場します。ニーチェ自体は知っていますが、どんな人やどんな考えかを知らないので今度機会があれば、啓発本とかでいいので読んでみたいなと思いました。1

    終わりに

    久しぶりに小説を読みました。時間を取って読む小説はやっぱりいいなと思いました。
    3、4月はバタバタしてあんまりゆっくりできなかったので、ちょうどよかったです。
    読んでいない技術書がたまっているので、少しずつ読んでいきたいなと思いました。


    1. 原作を調べてみたところ、どれも難しそうでチャレンジするのは気が引けました。。。 ↩︎

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