「人を動かす」を読んだ

  • 目次

    今更ですが、D・カーネギーの「人を動かす」を読みました。

    所感

    以下の4パートの構成です。

    • 人を動かす原則
    • 人に好かれる原則
    • 人を説得する原則
    • 人を変える原則

    気になった点をメモしておきます。

    • 重要感を持たせる

      • 人間のあらゆる行動は、性の衝動と偉くなりたいという願望の2つの動機から発する。
      • 重要人物たらんとする欲求を満足させる方法は人ぞれぞれ違っている。
        • 例:
          • 人の注意を引き付けたい
          • 肩書で読んでほしい
          • お金の寄付をする
    • 人の立場に身を置く

      • その人の好むものを問題にし、それを手に入れる方法を教えることが人を動かす唯一の方法である。
      • その人が何を期待しているのか、何を欲しているのか、相手にどう役に立つのかを常に考えて、物事を考える必要がある。
      • 常に相手の立場に身を置き、相手の立場から物事を考える。そして、心の中の欲求を起こさせる。
      • 双方が利益を得れるようにしていく。
    • 誠実な関心を寄せる

      • 人間は、他人のことには関心を持たない。ひたすら自分のことに関心を持っている。自分に関心を寄せてくれる人々に関心を寄せる
        • 実際には適度な自己開示も必要だと思っています。鶏と卵の話になってしまいますが、関心を寄せる⇆関心を寄せられるのループが必要なのかもしれません。
    • 名前を覚える

      • 相手の名前を覚え、相手に重要感を持たせることが大事
        • 「誠実な関心を寄せる」と考え方が似ていると思いました。名前は誰にとっても大事なものなので、久しぶりに会ったりして覚えてくれていると確かに嬉しいなと感じた経験があります。
    • 心からほめる

      • 安価な賞賛をするのではなく、相手の自己評価にぴったり合うことを言うことが大切。
      • お世辞とは異なり、他人の長所がわかればおのずと本質的な賞賛を送ることができる。
    • 演出を考える

      • 単に事実を述べるだけでは十分ではない。事実に動きを与え、興味を添えて演出しなければならない。
        • プレゼンなどでストーリーが大事とよく言いますが、これと同じ考え方だと思いました。課題→解決策や、苦労→打開策などドラマチックに問題を説明したほうがよいのはこういう理由なのかなと思いました。

    終わりに1

    育児本に書いてある内容と似ている箇所があるように感じました。例えば、子どもがどう考えているかを尊重して接するという考え方があります。人を動かす原則の「人の立場に身を置く」という考え方に似ていると感じました。


    1. 最近、色々と集中力がなくて困っています。
      読み終わるのに2週間くらいかかってしまいました。 ↩︎

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