NO RULES NETFLIX and the Culture of Reinventionを読んだ

「NO RULES NETFLIX and the Culture of Reinvention」を読んだ

  • 目次

    NetflixのCEOのリード・ヘイスティングスさんの本を読んでみました。

    感想

    • P.79: Netflixは優秀な人材を集めている。一方で、有能だが協調性がない"Brilliant Jerk(できるけど嫌な奴)“を排除している。IQだけでなく、EQも高い人を集めているように感じた。この"Brilliant Jerk"は、エンジニアの"有害な振る舞い"への対処法で登場する難しい人に似ていると感じた。

    • P.218: 能力を示す前に、自分を落とすようなことをいってはいけない。ある人の全般的能力が高いと思われているか低いと思われているかによって、失敗をした後に魅力が高まるか、低くなるかが決まる。これをプラットフォール効果(しくじり効果)と呼ぶ。

    • P.286: 仕事とは、自分がその職務に最適の人材であり、その職務が自分にとって最適である「魔法のような特別なひととき」に限られたものである。その仕事で学ぶことがなくなったとき、あるいは突出した能力を発揮できなくなったときには、ポストを自分より適した人に譲り、自分に適した役割に移るべきである。

    • P.339: フランスはイントロ、テーゼ、アンチテーゼ、シンセシスという枠組みで分析する。つまり、原則を示し、理論を組み立て、その反論を想定し、最終的に結論を述べる。一方、アメリカは要点を明確にし、それを貫く。国によって文化が違うとは認識していたが、説明の仕方も異なるのは初めて知った。

    • P.434: 国によって伝え方を変えるべきである。望ましい結果を得るために、フィードバックの伝え方や受け取り方を相手の文化に適応させることが大切である。

    終わりに

    感想には記載しませんでしたが、10章のNetflixのカルチャーを日本に当てはめるのが難しかったという話は日本の文化を感じました。

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