「自分の親に読んでほしかった本」を読んだ

「自分の親に読んでほしかった本」を読んだ

  • 目次

    「自分の親に読んでほしかった本」という本を読んだので、その感想やメモをまとめておきます。

    所感

    • 自分の親から受けた嫌な行為は、無意識のうちに同じことを子どもにしてしまう。
      そのため、自分が何が嫌だったのかを自覚し、しないように意識し続けないといけない。
    • 意見の不一致があった際に勝ち負けをつけない。誰が正しくて、誰が間違っているかにとらわれず、良い関係を築くことを意識する。まずは、その問題について自分がどう思ったかを話すところから始める。
    • 物事を自分の視点だけでなく、子どもの視点からも捉えられるようになる。自分がしてほしいことがあっても、子どもがどう思うかを考えて接する
    • 子どもが本当に感じていることを表現できるようにサポートする。例えば、何かを嫌がったときになんで嫌なのかは子どもはまだ表現できない。そのため、何を表現したかったのかを言語化する。また、子どもの感情に理解、認めることに努める。(共感するという表現が正しいのかも。共感はするけど、必ずしも手伝う必要はない)
    • 親がむやみに助けずに、子どもが自分で問題を解決できるようにサポートする。意見を出し合って答えを出せる場を設け、子どもに指図をしない。
    • 境界線を引く。世の中、なんでもOKというわけではない。自分(親)がやられて嫌なことを子どもがした場合、やってはいけないことをしっかり言う。また、なぜ自分が嫌なのかという自分の感情視点で話す。(子どもの感情を一方的に決めつけない。「XXも嫌でしょ?」みたいな決めつけはだめ)
    • 自分の間違いを受け入れる。間違えたら認めて軌道修正をしていく。

    終わりに

    ネントレについても言及がされており、作者はネントレは否定的なようでした。
    むしろ最初にしっかりと一緒にいてあげることが、後々の将来に複利的に効いてくるという意見のようです。
    子育てのハウツーはいろいろありますが、これはいろんなところに生かせるので、親は子どもと一緒に成長していくのだと強く感じます。

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